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調査事例

急に生活が変わった娘、家を出て何をしているのか

ご依頼者様
千葉県柏市50代男性
調査対象情報
調査期間
10日間
調査量
1日8時間
調査料金
115万円
調査員
2名
調査難易度

相談の経緯

娘の様子が最近、おかしいんです。
以前は出かける際は必ず「どこどこに行く」とか「何時に帰るね」とか
ちゃんと言って出かけて行ったのに、最近は何も言わず出て行って、帰ってこない日すらある。
いくら高校を卒業した成人だと言っても帰宅しないのは心配です。
心配で電話をすると、邪険に扱われて迷惑がられる。
最近は女性の失踪のニュースなども立て続けに流れていますし、悪い人間に捕まってしまったりもあると思います。
もし、娘の身に何かあったら耐えられません。
友人と遊んでいるだけであっても、連絡なく帰宅しないというのは常識的におかしいと思います。
娘に恨まれることになっても今の生活は普通とは思えないので改めさせるつもりです。
そのために、娘は日々家の外ではどのように生活をしているのかを調べたいのです。
現在、娘は毎日外出しますが、日によってバラバラなので出る時間の予想が立てづらいと思います。
10日間で全ての動きが分かるかどうか分かりませんが、まずはお願いします。
娘の外出するタイミングなどは妻が随時お知らせします。
あと、もし娘が危険な行為をしている場合はその場で連絡を頂きたいのですが大丈夫でしょうか?
何卒宜しくお願いします。

相談を受けて

依頼者である男性が弊社に来られた時は非常に憔悴しきった様子でした。
帰宅しない娘を一晩中心配して待つ父と母、交代で起きたりしているようですが、朝を迎えた後に来るのは仕事。
そんな状態ではまともな仕事もできずミスが目立ち叱られるという悪循環
娘のほうはそんなことは知らぬとばかりに夜遊びの毎日
憔悴するのも理解できます。
今回、相談に至った理由としては
これまで、夜遊びなどしなかった娘が突然帰宅しなくなった
持ち物に高級品が増えているということ、

当初は深夜のアルバイトでもしているのかとも思ったが、所有しているバッグは高価なブランド物で、普通にアルバイトしてもなかなか購入できるものではないとのこと。
悪い人間関係の中でいかがわしい夜の仕事をしているのではないかという疑念を抱いたため来られたようでした。
風俗等などで勤務しているのであれば、依頼者娘の帰らない理由などもつじつまが合います。
まともな生活をしていないことは間違いない。という依頼者の切実な相談を受け、即答で依頼を受けることになりました。

調査を開始して

依頼者娘(以下、対象者と記載する)は高校卒業して間もない19歳
高校在学中は非常に異性から人気があったようですが、特定の人物と付き合う等はなかった様子。
学校での成績も良く、性格もまじめで明るい女の子だったようです。
高校を卒業して大学にも通っていますが授業に出ているのか出ていないのかも分からない様子です。
サークルにも入ったということは聞いていないのできっと、大学にも言っていないのだろうという話。
自宅には2・3日に1度帰宅して着替えてすぐに出て行ってしまうため、依頼者とも顔を合わせることはないようです。
母親の方は多少言葉を交わすようですが、「心配しなくていいから」と言われて見送ってしまうらしいです。

調査を開始するにも帰宅日が分からないため、大学の場所や履修科目などの情報ももらい、まずは対象者を確認するところから開始します。

調査員は自宅方面と大学方面に別れました。
大学で確認するのは難しいと思われましたが、月曜日の1時限目に履修予定の授業にちゃんと出席しているのを確認できました。
自宅から来たわけではないので滞在先から来られたものと考えられる。

大学ではこの日4時限まで授業があり、全て出席した後に大学の構外に出て電車で都心方面に向かいました。
対象者が新宿駅で下車して、とある場所にて一人の男性と合流しました。
親し気に腕を組み、高級そうなレストランに入るのを確認しました。
相手の男性は40代半ばの中年男性で、身なりがしっかりしている男性でした。
服装や靴、時計から金銭的に余裕のある男性であることが分かりました。
二人は2時間弱でレストランから出てきました。

二人はその後、駅近くのデパートに入り、買い物をした後に別れました。
調査員は二手に別れ、対象者と相手男性の追跡を行います。

対象者の方は男性と別れた後、とあるマンションに入るのを確認する。
5階建てのマンションで入室した部屋も確認できました。
調査員は対象者がでてくるまで待機することに。
さきほど別れた相手男性もとあるマンション内に入っていくのを確認する、こちらはオートロックで中に入ることができず部屋番号の確認はできず。
相手男性の調査は後日にすることする。

2時間ほどして対象者がマンションから出てくる。
対象者は女性2人と一緒に出てくる。
3人は近くのコンビニエンスストアーに行き買い物をして戻る。
そこからしばらく動きがなく、対象者が帰宅する終電もなくなった時点で当日の調査を終了する。
この時点で依頼者に報告をする。
依頼者はかなりショックを受けたようで、電話越しの声は明らかに動揺しているのが分かります。
大事にしていた娘がパパ活をしているかもしれないという事実に衝撃を受けたことでしょう。
初日の調査では金銭の授受や肉体関係は確認できていないです。
男性が何者だかも分かっていない以上、継続した調査を続けてご報告します。と電話を切りました。

今後の調査の予定としては
・初日入ったマンションに関しての調査
・相手男性についての調査
・引き続き対象者の追跡調査
となります。

翌日、マンションから調査を開始しましたが、14時頃まで対象者を確認できませんでした。
対象者の大学のカリキュラムを見ると、2時限から4時限まで大学の講義とのこと。
念の為、調査員が確認に向かい大学で4時限目の授業を受けている対象者を確認。
どうやら学校にはしっかり行っている様子。
この日の対象者は大学が終わった後は先日のマンションに戻り、出入りなしで終了となる。
3日目4日目と特に変わった動きはなく、5日目に対象者が1人でマンションから出てくる。
対象者が電車で都内へ向かう。
I駅の東口にある公園で男性(相手男性②)と接触する。
前回の男性とは違く50代と思われる男性である。
対象者と男性は歩き始め、そのまま近くにあるラブホテルに入室する。
2時間ほどで対象者が1人で出てくる。
ここで前回同様に二手に分かれてそれぞれを追跡する。
対象者は毎日寝泊まりしていると思われるマンションに戻る。
相手男性②は対象者が出て30分後くらいに一人で出てくる。
相手男性②は電車を乗り継いで自宅と思われる建物に入っていく。
依頼者も覚悟はしていたのか、報告を淡々と聞いて一言「残りもお願いします。」
とのことでした。

7日目の調査で対象者が入り浸っているマンションに関して確認が取れました。
マンションは同じ大学の友人の部屋でした。
地方から出てきている女性で同じカリキュラムを取っているようでした。
見も知らぬ男の家に滞在しているかと思っていた依頼者は少し安心したようです。

10日間の調査の結果、期間中にパパ活の相手と思われる男性は3人でした。
3人の身元も把握はしましたが、この方たちには特に行動を起こすつもりはないとのこと。
対象者が自分の意思でパパ活をしているのだから何か考えがあってのことだろうとのことです。

依頼者は調査報告を受けて、対象者とは直接話すことを決意し対象者本人と話したところ、対象者は素直にパパ活をしていることを認めました。
パパ活の目的は金銭だったようです。理由としては両親に負担をかけたくない、高い学費を出してもらっている他にお金を出してもらうのは心苦しいとのこと。
「自分が遊ぶお金は自分で稼ぎたい。」「パパ活が危ないことは知っているけど短い時間で大きく稼げるからやめられなくなった。」と言われて複雑な気持ちになったそうです。
親としては絶対に認めたくない行為であるため、在学中は思う存分両親を頼りなさいという意思を伝えたとのことです。
「パパ活でなく、一般的なアルバイトをして、足りない分は両親に相談しなさい」ということを伝えたらしいですが、「私の気持ちがちゃんと伝わっているのかは分かりません」とのこと
しばらくしたら、また調査をお願いすることになるかもしれません。

と、依頼者からはご報告を頂きました。

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